れでーすあんどじぇんとるめん、あんど、おとっつぁん、おっかさん、ついでに、からすあんどきつね! こちらからすのラジオです。今夜も半世紀以上前にアメリカのからすたちが残した名演からスタートしましょう。からすたちの「君」という曲です。
絵本『からすのチーズ』出版を記念して、10回にわたってお送りしてきた「からすのラジオ」、毎週、定期的にやるのは今夜がさいごです。何を喋ろうかまったく決まらないまま、今夜も夜風の吹くまま、からすの勝手でしょ? でお送りします。
さて、東京都目黒区は祐天寺のカフェーで開催されている、ちょっと長いタイトルの展覧会──絵本『からすのチーズ』出版記念・しむらまさと個展「鳥たちと」、いよいよ残り4日となりました。これまでご覧になられた皆様、心から御礼申し上げます。かぁかぁ。
いよいよ、その最終日、5/5には、「鳥たち」の絵の作者であり、絵本『からすのチーズ』の著者である、あの人、し・む・ら・ま・さ・と! が会場にやってきます。で、何をやるかというと、公開ドローイング、つまり、公開お絵描きをやる予定です。
お、見に行ってやってもいいかぁとおっしゃる、そこのあなた。祐天寺カフェでお茶をしたり、遅めのランチをしながら、しむらまさととお喋りをしたり、一緒に絵を描いたり、こどもの日をのんびり過ごしてみませんか? きっと来てくれるだろうこどもたちのために、「ぬりえ」の準備もしようかな?
さて、今週さいしょのお便りです。横浜市にお住まいの馬とからすさんから。「ほんとうは5日に行きたいのですが、行けないので、今日行ってきました。とても良い雰囲気のカフェですね」ありがとうございます。鳥たちも、いいきぶんで過ごしているはずです。よね?
似たようなお便りをご紹介しましょう。練馬区在住のからすの店主さんより。「コーヒーゼリーを食べてます。やっと鳥たちに会うことができました!」おー、コーヒーゼリー、いいですね。ゼリーを食べながら、鳥たちとの会話をおたのしみください。
さ、同じように「鳥たちと」の会場にいらっしゃる方からのメッセージです。東京都にお住まいのからすのトビラさん。「絵本のからすもやさしくて、じんわりしましたが、油絵の鳥たちはもっともっとやさしかった。伝わってくるパワーがちがいました!」そう感じられるからすのトビラさんもいいですね!
さ、今夜も飛びながら歌いましょう。今夜さいしょの歌は、Donny Hathaway "Flying Easy"
いや〜、なんだか、ほんとうに飛んでいる感じがする演奏ですね。若くして亡くなったダニー・ハザウェイの名唱でした。
さ、つづいては、武蔵野市にお住まいの雪国ワインさんから。「ずっと気になっていたことを訊いてもいいですか?」いて、ですね?
絵本『からすのチーズ』の感想をたくさんいただいていて、それを、どこかでお伝えしたかったんです。あ、それでは答えになってないですね? なぜラジオか。
ツイッターは、というか、インターネットは、「ラジオ」の未来のかたちに近いと考えていた人たちがいるんです。手づくりで、つくれて、音だけでなく、画像も映像ものせられて、20年前の「ラジオ」からすると夢のよう。しかもツイッターは「タイムライン」がある。どうです? ラジオっぽい?
あとは、まぁ、いただいた感想を、ただ書き写すだけでは芸がないので、ちょっとシャレてみた、ということですね。つづいての曲は、The Beatles "Flying"
かぁかぁ。ここで、業務連絡です。
江古田のvieill bakerycafe & gallery と祐天寺のカフェーで開催してきた、絵本『からすのチーズ』出版記念・しむらまさと個展「鳥たちと」、番外編として、『からすのチーズ』を出版しているアフリカキカクの拠点・珈琲焙煎舎でも開催することになりました。
珈琲焙煎舎での展示は、6/13(土)から6/20(土)まで1週間の予定です。その初日の6/13には、5/5の延長戦で、しむらまさとと一緒に描こう「鳥たちを」を会場の珈琲焙煎舎にて開催予定です。当日の昼すぎに到着して、「鳥たち」の絵の搬入から大公開!? で行う予定です、笑
※予定は未定です。詳細は『からすのチーズ』スペシャル・サイトをチェックしてくださいね!
この1週間は、絵本『からすのチーズ』出版記念で行う展覧会の、後夜祭のような週になりそうです。その直前には、アフリカキカクの雑誌(日常を旅する雑誌)『アフリカ』も販売になっている予定です。そこには、しむらまさとの「トーク」が大々的に載る予定です。こうご期待、です!
とはいえ、その後も、しむらまさとの個展はつづける計画があります。『からすのチーズ』も一緒に行くはずですので、どうぞ、よろしくお願いします。詳しくは、しむらまさと絵本『からすのチーズ』スペシャル・サイトをチェックしてね!
つづいては、Lambert, Hendricks & Ross "Hi Fly" です。
横浜市は山下公園にやってきているかもめの花子さんより。「『からすのチーズ』のからすは、男の子ですか? 女の子ですか?」お便りありがとうございます。えーと、どっちだと思います?
男と女の話は雑誌『アフリカ』の得意とするところ(?)なので、こんどの号の「トーク」で、そのへんの話も出るかもしれませんね。え? 得意とはしてない? してるような気がしてますけど?
横須賀市在住のからすの爪の垢さんより。「『からすのチーズ』の続編はあるんですか?」ですって! つづきがあるかどうか? それより、たぶん、つづきがありそうだと思ったんですよね? この方。どうしてつづきがあると思ったのかを聞きたいですねぇ。面白いですね〜。皆さんはどうですか?
さ、さいごは、この曲。誰のバージョンにしようか迷いましたが、ここはベタにいきましょう。Miles Davis "Bye Bye Blackbird"
さいごのお便りは、大田区にお住まいの太陽の子さんから。「大江健三郎さんが障害のある息子さんに『鳥の声』のレコードを聴いてもらっていたら、避暑で行った土地で聴こえてきた鳥の声に息子さんが「クイナです」って喋って、それが彼の発した初めてのコトバだったって、その話を思い出しました」
このお便りを見てから、大江健三郎さんの『恢復する家族』という本を読んでいます。この本の最初のほうに、その「クイナです」の話が出てきます。
大江さんは、息子の光くん、しむらまさとと同じで、知的障害とよばれる障害のある幼い息子と暮らしていて、彼がなぜか強い興味を示していた「鳥の声」のテープを、たくさん聞かせていたというんですね。そうしたら、彼がはじめて、意味のあることばでコミュニケーションをとりはじめた、と。
彼には、彼の声に耳を傾ける、良いリスナーがいたわけですね。だから、ことばが得られた、という気がします。『からすのチーズ』も、しむらまさとの声に耳を傾けつづけたリスナーにより、生み出された絵本だと言えるかもしれません。しむらまさとの熱心なリスナーに感謝を!
さて、毎週の「からすのラジオ」は今回で終了しますが、ひきつづき皆様からのお便りはお待ちしてます。感想でも、質問でも、リクエストでも、人生相談でも、からすの目撃情報でも、何でもお寄せくださいネ。からすは、じつは、あなた自身かも?
さ、それでは、いつものように、大がらすたちの合唱で星空を眺めながらおわかれです。絵本『からすのチーズ』と「鳥たち」を、これからもよろしくお願いします。今夜もご清聴ありがとうございました。また会う日まで、ご機嫌よう。バイバーイ!
こちら、からすのラジオです。
絵本『からすのチーズ』出版を記念して、10回にわたってお送りしてきた「からすのラジオ」、毎週、定期的にやるのは今夜がさいごです。何を喋ろうかまったく決まらないまま、今夜も夜風の吹くまま、からすの勝手でしょ? でお送りします。
さて、東京都目黒区は祐天寺のカフェーで開催されている、ちょっと長いタイトルの展覧会──絵本『からすのチーズ』出版記念・しむらまさと個展「鳥たちと」、いよいよ残り4日となりました。これまでご覧になられた皆様、心から御礼申し上げます。かぁかぁ。
いよいよ、その最終日、5/5には、「鳥たち」の絵の作者であり、絵本『からすのチーズ』の著者である、あの人、し・む・ら・ま・さ・と! が会場にやってきます。で、何をやるかというと、公開ドローイング、つまり、公開お絵描きをやる予定です。
お、見に行ってやってもいいかぁとおっしゃる、そこのあなた。祐天寺カフェでお茶をしたり、遅めのランチをしながら、しむらまさととお喋りをしたり、一緒に絵を描いたり、こどもの日をのんびり過ごしてみませんか? きっと来てくれるだろうこどもたちのために、「ぬりえ」の準備もしようかな?
さて、今週さいしょのお便りです。横浜市にお住まいの馬とからすさんから。「ほんとうは5日に行きたいのですが、行けないので、今日行ってきました。とても良い雰囲気のカフェですね」ありがとうございます。鳥たちも、いいきぶんで過ごしているはずです。よね?
似たようなお便りをご紹介しましょう。練馬区在住のからすの店主さんより。「コーヒーゼリーを食べてます。やっと鳥たちに会うことができました!」おー、コーヒーゼリー、いいですね。ゼリーを食べながら、鳥たちとの会話をおたのしみください。
さ、同じように「鳥たちと」の会場にいらっしゃる方からのメッセージです。東京都にお住まいのからすのトビラさん。「絵本のからすもやさしくて、じんわりしましたが、油絵の鳥たちはもっともっとやさしかった。伝わってくるパワーがちがいました!」そう感じられるからすのトビラさんもいいですね!
さ、今夜も飛びながら歌いましょう。今夜さいしょの歌は、Donny Hathaway "Flying Easy"
いや〜、なんだか、ほんとうに飛んでいる感じがする演奏ですね。若くして亡くなったダニー・ハザウェイの名唱でした。
さ、つづいては、武蔵野市にお住まいの雪国ワインさんから。「ずっと気になっていたことを訊いてもいいですか?」いて、ですね?
絵本『からすのチーズ』の感想をたくさんいただいていて、それを、どこかでお伝えしたかったんです。あ、それでは答えになってないですね? なぜラジオか。
ツイッターは、というか、インターネットは、「ラジオ」の未来のかたちに近いと考えていた人たちがいるんです。手づくりで、つくれて、音だけでなく、画像も映像ものせられて、20年前の「ラジオ」からすると夢のよう。しかもツイッターは「タイムライン」がある。どうです? ラジオっぽい?
あとは、まぁ、いただいた感想を、ただ書き写すだけでは芸がないので、ちょっとシャレてみた、ということですね。つづいての曲は、The Beatles "Flying"
かぁかぁ。ここで、業務連絡です。
江古田のvieill bakerycafe & gallery と祐天寺のカフェーで開催してきた、絵本『からすのチーズ』出版記念・しむらまさと個展「鳥たちと」、番外編として、『からすのチーズ』を出版しているアフリカキカクの拠点・珈琲焙煎舎でも開催することになりました。
珈琲焙煎舎での展示は、6/13(土)から6/20(土)まで1週間の予定です。その初日の6/13には、5/5の延長戦で、しむらまさとと一緒に描こう「鳥たちを」を会場の珈琲焙煎舎にて開催予定です。当日の昼すぎに到着して、「鳥たち」の絵の搬入から大公開!? で行う予定です、笑
※予定は未定です。詳細は『からすのチーズ』スペシャル・サイトをチェックしてくださいね!
この1週間は、絵本『からすのチーズ』出版記念で行う展覧会の、後夜祭のような週になりそうです。その直前には、アフリカキカクの雑誌(日常を旅する雑誌)『アフリカ』も販売になっている予定です。そこには、しむらまさとの「トーク」が大々的に載る予定です。こうご期待、です!
とはいえ、その後も、しむらまさとの個展はつづける計画があります。『からすのチーズ』も一緒に行くはずですので、どうぞ、よろしくお願いします。詳しくは、しむらまさと絵本『からすのチーズ』スペシャル・サイトをチェックしてね!
つづいては、Lambert, Hendricks & Ross "Hi Fly" です。
横浜市は山下公園にやってきているかもめの花子さんより。「『からすのチーズ』のからすは、男の子ですか? 女の子ですか?」お便りありがとうございます。えーと、どっちだと思います?
男と女の話は雑誌『アフリカ』の得意とするところ(?)なので、こんどの号の「トーク」で、そのへんの話も出るかもしれませんね。え? 得意とはしてない? してるような気がしてますけど?
横須賀市在住のからすの爪の垢さんより。「『からすのチーズ』の続編はあるんですか?」ですって! つづきがあるかどうか? それより、たぶん、つづきがありそうだと思ったんですよね? この方。どうしてつづきがあると思ったのかを聞きたいですねぇ。面白いですね〜。皆さんはどうですか?
さ、さいごは、この曲。誰のバージョンにしようか迷いましたが、ここはベタにいきましょう。Miles Davis "Bye Bye Blackbird"
さいごのお便りは、大田区にお住まいの太陽の子さんから。「大江健三郎さんが障害のある息子さんに『鳥の声』のレコードを聴いてもらっていたら、避暑で行った土地で聴こえてきた鳥の声に息子さんが「クイナです」って喋って、それが彼の発した初めてのコトバだったって、その話を思い出しました」
このお便りを見てから、大江健三郎さんの『恢復する家族』という本を読んでいます。この本の最初のほうに、その「クイナです」の話が出てきます。
大江さんは、息子の光くん、しむらまさとと同じで、知的障害とよばれる障害のある幼い息子と暮らしていて、彼がなぜか強い興味を示していた「鳥の声」のテープを、たくさん聞かせていたというんですね。そうしたら、彼がはじめて、意味のあることばでコミュニケーションをとりはじめた、と。
彼には、彼の声に耳を傾ける、良いリスナーがいたわけですね。だから、ことばが得られた、という気がします。『からすのチーズ』も、しむらまさとの声に耳を傾けつづけたリスナーにより、生み出された絵本だと言えるかもしれません。しむらまさとの熱心なリスナーに感謝を!
さて、毎週の「からすのラジオ」は今回で終了しますが、ひきつづき皆様からのお便りはお待ちしてます。感想でも、質問でも、リクエストでも、人生相談でも、からすの目撃情報でも、何でもお寄せくださいネ。からすは、じつは、あなた自身かも?
さ、それでは、いつものように、大がらすたちの合唱で星空を眺めながらおわかれです。絵本『からすのチーズ』と「鳥たち」を、これからもよろしくお願いします。今夜もご清聴ありがとうございました。また会う日まで、ご機嫌よう。バイバーイ!
こちら、からすのラジオです。