先週の「からすのラジオ」は、アメリカのカラスたち(crows)による歴史的名演("Gee")で終えましたが、今週は、彼らの先輩格、The Ravens "Count Every Star" からはじめましょう。かぁかぁ。
Raven は、大型のからす、ですね。日本にいるからすは、小型の crow でしょうから、普段あまり見る機会はないかも? からすに詳しい方、まちがっていたら教えてください。からすのくせに。
こちら、雨が降ってまいりました。さ、今週最初のお便りは、滋賀県にお住まいの竹林の馬さんからいただきました。「絵本『からすのチーズ』受け取りました! 一足早く手にした母からは、ほっこりしていいのよぉと嬉しそうに言われていたので、はやく読みたくて!」ありがとうございます。
「私も帰宅して手にとると、ご飯も後まわしにして、さっそく読みました。なんだか、すごく真っすぐで、大事な気持ちを思い出させてもらいました。こんなに素敵な感性をずっと持ち続けていられる著者は、少し暗闇にいる誰かの太陽のような存在かもしれませんね!」あぁ、誰かの太陽、でいたいですね。
大田区にお住まいのタダさんよりお便りいただきました。「Ravenは大きかったはず! 体長60cmあるとかないとか? むかーしから、神話などに悪役なんかで出てきたようですが、それだけカラスさんが利口だということなのかな」ありがとうございます! いろんなからすがいますね〜。『からすのチーズ』のからすは、体長何センチくらいかな?
つづいては、ことのは山房さんから。「夕方、赤ん坊を抱いて蒲田駅前を歩いていたら、チェックのシャツを着た王子にばったり会いました」あ、王子というのは、『からすのチーズ』の著者ですね!「「泊りに来てくれたときお腹にいた子が出てきたんだよ」と話したら、息子の頭をなでてくれました」
「じゃあねと私と握手して別れたら「赤ちゃんとも握手する」と言って戻ってきてくれました。うれしかった! 最後に「遊びに来てね!」って言ってくれたんです。「うん行くね!」と言って別れました」いやぁ、よかったですね。一度別れて戻ってくるあたりが、あの「王子」らしいんです、笑。
「王子と同じ場所で働いていると思われる人が近くを歩いていたんですけど、私と王子が楽しそうに話していたら、不思議そうな顔で見ていました。ああやって街で話しかけられることあんまりないのかな?」著者は知的障害のある人たちが通う作業所で働いています。見かけたら、ぜひ、やぁ! と。
さ、次はお知らせです。絵本『からすのチーズ』出版を記念して、しむらまさと個展「鳥たちと」(3/19〜)を開催します。会期中には、トーク・イベントや記念コンサート(参加希望の方は要申込)も開かれますヨ。もちろん、しむらまさとも出演します!
個展「鳥たちと」には、からすだけでなく、いろんな「鳥たち」が参加する予定です。たとえば、フラミンゴも。The Flamingos "I Only Have Eyes For You"
3/21(土)は、「しむらまさとの世界」と題して、個展会場にてトーク・イベントを。「出演」は、絵本の著者・しむらまさと、絵本を出版するアフリカキカクのプロデューサー・下窪俊哉、ゲストに、画家の秋山豊之さんをお迎えします。絵の話、絵本の話、創作の話、暮らしの話──いろんな話を。
普段は「障害者」として見られることが多いかもしれない「しむらまさと」ですが、絵を描く人としての彼の「世界」を一緒に旅してみませんか? 詳細は、コチラ。
著者と親しい方からのお便りがつづきます。カズさんからいただきました。「『からすのチーズ』、親友の愛息・まーちゃんの本です。 読み終えて、 彼の世界にちょっとだけ近づけたような気がしました。いや、まだまだかな…」ありがとうございま〜す。
次は、堺市の青さんから。「シンプルかつ短いことばでつづられたおはなしは、最後のページを読んだとき、閃くような気持ちのよさを感じました。なんにも期待しない、なんにも押しつけない、きみがうれしそうだったから、というだけ」閃くような気持ちのよさ! ぜひ何度も味わって読んでくださいね。
日本で「からすの歌」といえば、やっぱりコレですよね。「七つの子」…どちら様でしょうか、かわいい声です。ありがとうございました。
つづいては、川崎市にお住まいのひでぞさんからのお便り。「自閉症のお兄さんが描いた絵本『からすのチーズ』を買って読んだ。シンプルなストーリーに秘められた、奥の深さ…」ですか。読めば読むほど味が出る、と。ひきつづきご愛読を!
どうやら「シンプル」という感想をお持ちになる方が多いようです。たしかに、話にも絵にも、複雑さはまったくと言っていいほどありません。とってもシンプル! しかも、ただのシンプルではなさそうです。いま、この社会では、ちょっと忘れられつつある「シンプル」みたいです。どうでしょうか?
今週さいごは、裏山のからすさんから。「まっすぐで、あたたかい絵本。ニッコリとしたからすの目が愛らしい」ありがとうございます。ストーリーだけじゃなくて、絵もじっくり眺めてみてくださいね。ずっと見ていると、シンプルなようでいて、じつは… と、いろいろ見えてくるカモ?
「からすのラジオ」は、週一回くらいのペースで、お届けしようと思っています。ひきつづき皆様からのお便りをお待ちしております。感想でも、質問でも、リクエストでも、人生相談でも、からすの目撃情報でも、何でもお寄せくださいネ。それでは、また来週。バイバーイ。
Raven は、大型のからす、ですね。日本にいるからすは、小型の crow でしょうから、普段あまり見る機会はないかも? からすに詳しい方、まちがっていたら教えてください。からすのくせに。
こちら、雨が降ってまいりました。さ、今週最初のお便りは、滋賀県にお住まいの竹林の馬さんからいただきました。「絵本『からすのチーズ』受け取りました! 一足早く手にした母からは、ほっこりしていいのよぉと嬉しそうに言われていたので、はやく読みたくて!」ありがとうございます。
「私も帰宅して手にとると、ご飯も後まわしにして、さっそく読みました。なんだか、すごく真っすぐで、大事な気持ちを思い出させてもらいました。こんなに素敵な感性をずっと持ち続けていられる著者は、少し暗闇にいる誰かの太陽のような存在かもしれませんね!」あぁ、誰かの太陽、でいたいですね。
大田区にお住まいのタダさんよりお便りいただきました。「Ravenは大きかったはず! 体長60cmあるとかないとか? むかーしから、神話などに悪役なんかで出てきたようですが、それだけカラスさんが利口だということなのかな」ありがとうございます! いろんなからすがいますね〜。『からすのチーズ』のからすは、体長何センチくらいかな?
つづいては、ことのは山房さんから。「夕方、赤ん坊を抱いて蒲田駅前を歩いていたら、チェックのシャツを着た王子にばったり会いました」あ、王子というのは、『からすのチーズ』の著者ですね!「「泊りに来てくれたときお腹にいた子が出てきたんだよ」と話したら、息子の頭をなでてくれました」
「じゃあねと私と握手して別れたら「赤ちゃんとも握手する」と言って戻ってきてくれました。うれしかった! 最後に「遊びに来てね!」って言ってくれたんです。「うん行くね!」と言って別れました」いやぁ、よかったですね。一度別れて戻ってくるあたりが、あの「王子」らしいんです、笑。
「王子と同じ場所で働いていると思われる人が近くを歩いていたんですけど、私と王子が楽しそうに話していたら、不思議そうな顔で見ていました。ああやって街で話しかけられることあんまりないのかな?」著者は知的障害のある人たちが通う作業所で働いています。見かけたら、ぜひ、やぁ! と。
さ、次はお知らせです。絵本『からすのチーズ』出版を記念して、しむらまさと個展「鳥たちと」(3/19〜)を開催します。会期中には、トーク・イベントや記念コンサート(参加希望の方は要申込)も開かれますヨ。もちろん、しむらまさとも出演します!
個展「鳥たちと」には、からすだけでなく、いろんな「鳥たち」が参加する予定です。たとえば、フラミンゴも。The Flamingos "I Only Have Eyes For You"
3/21(土)は、「しむらまさとの世界」と題して、個展会場にてトーク・イベントを。「出演」は、絵本の著者・しむらまさと、絵本を出版するアフリカキカクのプロデューサー・下窪俊哉、ゲストに、画家の秋山豊之さんをお迎えします。絵の話、絵本の話、創作の話、暮らしの話──いろんな話を。
普段は「障害者」として見られることが多いかもしれない「しむらまさと」ですが、絵を描く人としての彼の「世界」を一緒に旅してみませんか? 詳細は、コチラ。
著者と親しい方からのお便りがつづきます。カズさんからいただきました。「『からすのチーズ』、親友の愛息・まーちゃんの本です。 読み終えて、 彼の世界にちょっとだけ近づけたような気がしました。いや、まだまだかな…」ありがとうございま〜す。
次は、堺市の青さんから。「シンプルかつ短いことばでつづられたおはなしは、最後のページを読んだとき、閃くような気持ちのよさを感じました。なんにも期待しない、なんにも押しつけない、きみがうれしそうだったから、というだけ」閃くような気持ちのよさ! ぜひ何度も味わって読んでくださいね。
日本で「からすの歌」といえば、やっぱりコレですよね。「七つの子」…どちら様でしょうか、かわいい声です。ありがとうございました。
つづいては、川崎市にお住まいのひでぞさんからのお便り。「自閉症のお兄さんが描いた絵本『からすのチーズ』を買って読んだ。シンプルなストーリーに秘められた、奥の深さ…」ですか。読めば読むほど味が出る、と。ひきつづきご愛読を!
どうやら「シンプル」という感想をお持ちになる方が多いようです。たしかに、話にも絵にも、複雑さはまったくと言っていいほどありません。とってもシンプル! しかも、ただのシンプルではなさそうです。いま、この社会では、ちょっと忘れられつつある「シンプル」みたいです。どうでしょうか?
今週さいごは、裏山のからすさんから。「まっすぐで、あたたかい絵本。ニッコリとしたからすの目が愛らしい」ありがとうございます。ストーリーだけじゃなくて、絵もじっくり眺めてみてくださいね。ずっと見ていると、シンプルなようでいて、じつは… と、いろいろ見えてくるカモ?
「からすのラジオ」は、週一回くらいのペースで、お届けしようと思っています。ひきつづき皆様からのお便りをお待ちしております。感想でも、質問でも、リクエストでも、人生相談でも、からすの目撃情報でも、何でもお寄せくださいネ。それでは、また来週。バイバーイ。