どぅっどぅるどぅっどぅるどぅっどぅるどぅるどぅる。
日付かわって4がつ18かの午前0時。ジェットストリームの時間… じゃなくて、からすのラジオの時間のタイムがやってまいりました。ご案内はワタクシ、からす次郎でございます。今夜はムーディーにいきましょう。
というのはウソです。
さて、東京都目黒区は祐天寺のほど近く、「祐天寺カフェ」で開催中の、絵本『からすのチーズ』出版記念・しむらまさと個展「鳥たちと」、好評開催中でございます。東急東横線の祐天寺駅を降りて、東口のロータリー、マク◎ナルドのあるところを右へずっと行くと、左手にあるカフェーです。
「祐天寺カフェ」には、じつは、しむらまさとの絵が、つねに1点、常設展示(?)されてきました。5/5(火)までは、あの絵の作者の絵がたくさん展示されています。お近くの方、遠いけど興味ある方、まだあと2週間以上ありますので、この機会にぜひ、足をお運びくださいね。
会場ではもちろん! 絵本『からすのチーズ』も販売してます。一家に一冊。いや、親しい方へのプレゼント用にもいかが?
さ、今週さいしょの歌は… からすのやろうどいていな、とんびのまぬけめきをつけろ〜♪ 小林明で「ダイナマイトが150屯」
作曲、船村徹。いわゆる「演歌」の大御所ですが、こういう「ロック・アプローチ」もあるんですよねぇ。大瀧詠一さんは、このメロディで、エルビス・プレスリーの「監獄ロック」がそのまま歌えるんだと言っていました。まさか「監獄ロック」のほうにも、「からす」が出てきたりして(まさか)。
恋なんてぶっとばせ〜♪
さ、今週さいしょのお便りは、大田区にお住まいのからすのゆうこさんから。「『からすのチーズ』の完成、おめでとうございます!」ありがとうございます。これ、けっこう前のお便りです。忘れてたんです。すみません。
「ほんとうにやさしい絵本ですね。絵本がやさしいから読んでいるこちらもやさしい気持ちになります。この感じ、こどもたちだけじゃなくて、大人にもひろがるといいなぁ。私もまわりの人に宣伝します。」ありがとうございます。ゆうこさんのような人の応援で、ひろがってます。
いろんな人のもとへ飛んでゆけ、からすのチーズ!
お便りのつづきです。「この絵本がひろまって、みんなが優しく生きれるようになったり、分かち合うことがムーブメントになるといいですね〜♪」おぉ、ムーブメント! 分かち合う、キーワードかもしれません。『からすのチーズ』、すえながくご愛読くださいね!
先週もご紹介した "Bluebirds Over The Mountain" ですが、今週は The Beach Boys によるカバー・バージョンで。
つづいては、大分県にお住まいのからすのサーファーさんより。「『からすのチーズ』前から見てみたかったのですが、近くのお店では売っていないので躊躇していました。でも気になるので思い切って先日メールして、買わせてもらいました。送ってくださってありがとうございます!」こちらこそ、です。
「届くまで何日も待って、届いたときには感動しました。本というより、待っていた手紙が届いた感じでした。その手紙は、読みはじめるとすぐに読み終わるんですけど、くり返し読んでます。うまい感想が書けるといいんですけど… とにかく嬉しくてお便りしました。」
ありがとうございます。上手な感想なんていらないので、ご愛読くださいね。
さ、つづいては、ふたりの名ピアニストによる「鳥類の研究」です。どんな「研究」なのか聴いてみましょう。Billy Taylor and Tommy Flanagan "The Study of Bird"
からすのサーファーさんのお便りを読みながら、思い出したんですが、いま読んでいる本の話。鷲田清一さんの『「聴く」ことの力』という本を読んでいるんですけど、解説を高橋源一郎さんが書いてます。あの、小説を書く高橋さんです。「「臨床」へ」という文章で。ちょっとご紹介すると…
京都の出版社SUREから出ている鶴見俊輔さんの本を取り寄せたときの話だそうです。「そこの本は、本屋でもネットでも売ってない。すべて、郵便で取り寄せなければならない。なんということだ、ほんとうに素晴らしい本(のはず)なのに。でも、考え直した。郵便局で、お金を振り込んで…
…手元に本が届くまで数日かかる。かつては、なんでもそうだった。たとえば、ラブレターを誰かに出す(ポストに入れる)。それから先の数日、喜びと苦しみと恥ずかしさの混じった感情が続く。毎日、自分の家の郵便ポストを覗く。来ない。ある日、返事が届けられる。開けられない。恐い…
…でも、開ける。そして、ようやく、ことばに触れる。その、長い、長い、プロセス全体が、ラヴレターを書く、ということだった。」
「プロセス全体」というの、どういうことだかわかります? 「読んで」いるとき、何を「読んで」いるんだろうって高橋さんはこの文章のあとのほうで書いてます。それが何を意味するか、じゃないですよね、きっと。読者は、本のなかに入っていき、歩いてる。まるごと体験する。
それにどんな意味があるか、じゃなくて。
世界をまるごと体験する。したい。うん。
『からすのチーズ』も、ぜひ「まるごと体験」してみてください。
赤ん坊に読み聞かせていると、毎回同じところで笑う絵本もあるんですけど、『からすのチーズ』は、なんだかいつもちがうところで笑うような… 彼に「どう?」って聞いてみたいですね。ことばを交わさずに会話するには、どうすれば?
さ、つづいては、ニワトリの音楽。The Meters "Chicken Strut"
ニワトリさん、『からすのチーズ』にも「脇役」で登場します。コケコッコー! ガオガオ。
さ、もうこんな時間です。夜遅くまでお付き合いくださっている皆さん、ありがとうございます。今週さいごのお便りです。大阪にお住まいのからすうどんさんより。「『からすのチーズ』、いい本ですね〜♪」あ、お褒めいただき光栄です。
「自分なんかは、物事をナナメから見る癖がついてしまっているので、この本にはいろいろ教わっています。」教わってますか、笑。「とにかく真っすぐな絵本だなぁというのが感想です。著者のしむらまさとさんにもお会いしてみたくなりました。」いつかお会いできるといいですね〜。
そのしむらまさと、「鳥たちと」の会場で、最終日の5/5(火)の午後、ライブ・ドローイング、つまり公開お絵描き、を行います。せっかくなので、ご来場の皆さんもご一緒にいかがでしょう? ということで、一緒に描こう「鳥たちを」を開催します。こどもはもちろんおとなの方もぜひどうぞ!
詳しくは、絵本『からすのチーズ』スペシャル・サイトをご覧ください。個展の情報は「News」ページにまとめてありますヨ。
そうそう、忘れていましたが、5/5の「鳥たちを」にかんして、Facebookにイベント・ページもつくりますので、『からすのチーズ』Facebookページも、Facebookをされている方はぜひチェックしてみてください!
「からすのラジオ」では、ひきつづき皆様からのお便りをお待ちしております。感想でも、質問でも、リクエストでも、人生相談でも、からすの目撃情報でも、何でもお寄せくださいネ。からすは、じつは、あなたかも?
それでは、いつものように、さいごは大がらすたちの合唱で夜のしじまを感じながらおわかれです。今夜もご清聴ありがとうございました。また来週までご機嫌よう。バイバーイ!
こちら、からすのラジオ。聴く気になれば、どこでも聴こえます。
日付かわって4がつ18かの午前0時。ジェットストリームの時間… じゃなくて、からすのラジオの時間のタイムがやってまいりました。ご案内はワタクシ、からす次郎でございます。今夜はムーディーにいきましょう。
というのはウソです。
さて、東京都目黒区は祐天寺のほど近く、「祐天寺カフェ」で開催中の、絵本『からすのチーズ』出版記念・しむらまさと個展「鳥たちと」、好評開催中でございます。東急東横線の祐天寺駅を降りて、東口のロータリー、マク◎ナルドのあるところを右へずっと行くと、左手にあるカフェーです。
「祐天寺カフェ」には、じつは、しむらまさとの絵が、つねに1点、常設展示(?)されてきました。5/5(火)までは、あの絵の作者の絵がたくさん展示されています。お近くの方、遠いけど興味ある方、まだあと2週間以上ありますので、この機会にぜひ、足をお運びくださいね。
会場ではもちろん! 絵本『からすのチーズ』も販売してます。一家に一冊。いや、親しい方へのプレゼント用にもいかが?
さ、今週さいしょの歌は… からすのやろうどいていな、とんびのまぬけめきをつけろ〜♪ 小林明で「ダイナマイトが150屯」
作曲、船村徹。いわゆる「演歌」の大御所ですが、こういう「ロック・アプローチ」もあるんですよねぇ。大瀧詠一さんは、このメロディで、エルビス・プレスリーの「監獄ロック」がそのまま歌えるんだと言っていました。まさか「監獄ロック」のほうにも、「からす」が出てきたりして(まさか)。
恋なんてぶっとばせ〜♪
さ、今週さいしょのお便りは、大田区にお住まいのからすのゆうこさんから。「『からすのチーズ』の完成、おめでとうございます!」ありがとうございます。これ、けっこう前のお便りです。忘れてたんです。すみません。
「ほんとうにやさしい絵本ですね。絵本がやさしいから読んでいるこちらもやさしい気持ちになります。この感じ、こどもたちだけじゃなくて、大人にもひろがるといいなぁ。私もまわりの人に宣伝します。」ありがとうございます。ゆうこさんのような人の応援で、ひろがってます。
いろんな人のもとへ飛んでゆけ、からすのチーズ!
お便りのつづきです。「この絵本がひろまって、みんなが優しく生きれるようになったり、分かち合うことがムーブメントになるといいですね〜♪」おぉ、ムーブメント! 分かち合う、キーワードかもしれません。『からすのチーズ』、すえながくご愛読くださいね!
先週もご紹介した "Bluebirds Over The Mountain" ですが、今週は The Beach Boys によるカバー・バージョンで。
つづいては、大分県にお住まいのからすのサーファーさんより。「『からすのチーズ』前から見てみたかったのですが、近くのお店では売っていないので躊躇していました。でも気になるので思い切って先日メールして、買わせてもらいました。送ってくださってありがとうございます!」こちらこそ、です。
「届くまで何日も待って、届いたときには感動しました。本というより、待っていた手紙が届いた感じでした。その手紙は、読みはじめるとすぐに読み終わるんですけど、くり返し読んでます。うまい感想が書けるといいんですけど… とにかく嬉しくてお便りしました。」
ありがとうございます。上手な感想なんていらないので、ご愛読くださいね。
さ、つづいては、ふたりの名ピアニストによる「鳥類の研究」です。どんな「研究」なのか聴いてみましょう。Billy Taylor and Tommy Flanagan "The Study of Bird"
からすのサーファーさんのお便りを読みながら、思い出したんですが、いま読んでいる本の話。鷲田清一さんの『「聴く」ことの力』という本を読んでいるんですけど、解説を高橋源一郎さんが書いてます。あの、小説を書く高橋さんです。「「臨床」へ」という文章で。ちょっとご紹介すると…
京都の出版社SUREから出ている鶴見俊輔さんの本を取り寄せたときの話だそうです。「そこの本は、本屋でもネットでも売ってない。すべて、郵便で取り寄せなければならない。なんということだ、ほんとうに素晴らしい本(のはず)なのに。でも、考え直した。郵便局で、お金を振り込んで…
…手元に本が届くまで数日かかる。かつては、なんでもそうだった。たとえば、ラブレターを誰かに出す(ポストに入れる)。それから先の数日、喜びと苦しみと恥ずかしさの混じった感情が続く。毎日、自分の家の郵便ポストを覗く。来ない。ある日、返事が届けられる。開けられない。恐い…
…でも、開ける。そして、ようやく、ことばに触れる。その、長い、長い、プロセス全体が、ラヴレターを書く、ということだった。」
「プロセス全体」というの、どういうことだかわかります? 「読んで」いるとき、何を「読んで」いるんだろうって高橋さんはこの文章のあとのほうで書いてます。それが何を意味するか、じゃないですよね、きっと。読者は、本のなかに入っていき、歩いてる。まるごと体験する。
それにどんな意味があるか、じゃなくて。
世界をまるごと体験する。したい。うん。
『からすのチーズ』も、ぜひ「まるごと体験」してみてください。
赤ん坊に読み聞かせていると、毎回同じところで笑う絵本もあるんですけど、『からすのチーズ』は、なんだかいつもちがうところで笑うような… 彼に「どう?」って聞いてみたいですね。ことばを交わさずに会話するには、どうすれば?
さ、つづいては、ニワトリの音楽。The Meters "Chicken Strut"
ニワトリさん、『からすのチーズ』にも「脇役」で登場します。コケコッコー! ガオガオ。
さ、もうこんな時間です。夜遅くまでお付き合いくださっている皆さん、ありがとうございます。今週さいごのお便りです。大阪にお住まいのからすうどんさんより。「『からすのチーズ』、いい本ですね〜♪」あ、お褒めいただき光栄です。
「自分なんかは、物事をナナメから見る癖がついてしまっているので、この本にはいろいろ教わっています。」教わってますか、笑。「とにかく真っすぐな絵本だなぁというのが感想です。著者のしむらまさとさんにもお会いしてみたくなりました。」いつかお会いできるといいですね〜。
そのしむらまさと、「鳥たちと」の会場で、最終日の5/5(火)の午後、ライブ・ドローイング、つまり公開お絵描き、を行います。せっかくなので、ご来場の皆さんもご一緒にいかがでしょう? ということで、一緒に描こう「鳥たちを」を開催します。こどもはもちろんおとなの方もぜひどうぞ!
詳しくは、絵本『からすのチーズ』スペシャル・サイトをご覧ください。個展の情報は「News」ページにまとめてありますヨ。
そうそう、忘れていましたが、5/5の「鳥たちを」にかんして、Facebookにイベント・ページもつくりますので、『からすのチーズ』Facebookページも、Facebookをされている方はぜひチェックしてみてください!
「からすのラジオ」では、ひきつづき皆様からのお便りをお待ちしております。感想でも、質問でも、リクエストでも、人生相談でも、からすの目撃情報でも、何でもお寄せくださいネ。からすは、じつは、あなたかも?
それでは、いつものように、さいごは大がらすたちの合唱で夜のしじまを感じながらおわかれです。今夜もご清聴ありがとうございました。また来週までご機嫌よう。バイバーイ!
こちら、からすのラジオ。聴く気になれば、どこでも聴こえます。